パワーマックの売上不振の原因など,アップル自身もわかっている。その膿は,1日も早く出してしまうしかない。そしてそれは,今年中に?
quote:MacbidouilleによるパワーPC 970(PPC 970)の噂をまとめる。当初の報告では,6月23日からの世界開発者会議(WWWC)でPPC 970のプロトタイプ機をみることができるだろうと云われていたが,その後の報告では,すでにPPC 970を積んだパワーマックの大量生産が始まっており,6月か7月には登場するという噂もある。すべては時を待つしかない…。
とにかくPPC 970についての噂はMacbidouilleのオハコ状態にはなってるけど,真偽は当然つかめない。だが,PPC 970を積んだマックの登場が早まるという噂はあちこちからあがっているし(MacWhispers.comの記事),条件はすべて揃ってはいる,と云っていい。アップルがG4,モトローラに三行半を突きつけているのは手に取るようにわかるし,ノートに注力しているようにみせかけて,実際はパワーマックのアップデートに詰まっている様子もはっきりしている。
AMDによる,64ビットCPUのオプティオンの売り込み具合に対する反応もみているだろう(CNET Japanの記事)。オプティオン以上に,PPC 970は現行32ピットとの互換性の高さを売りにできるし,そして,マックはサーバー向けではなくコンシューマーのすべての製品を64ビットチップにリプレースする,という売り文句も存分に考えているはず。ノートにも発熱や運動効率などで利点が多いことを考えると,今年の年末商戦にはすべての製品(iMac,iBookも含めて!)をPPC 970にしててもおかしくはない。ぃゃ,そうであるべきだろう。そう考えると,今年,これからの動きから,目が離さない方がよさそうだ。
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